注目のM&A

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健康コーポレーションが弘乳舎の株式をアスラポート・ダイニングに譲渡し非子会社化
健康コーポレーションは平成19年に食品分野の商品ライン拡充と製品開発力強化のため、弘乳舎を子会社化した。健康コーポレーションの食品関連事業に属する弘乳舎は、連結売上高に占める割合が15%程度となっており、近年においては美容・健康関連事業を軸に業容を拡大したグループ内においてその他のグループ企業との協働関係が乏しく、単独事業化が進んでいた。このような中、グループ内シナジーが希薄な弘乳舎の株式譲渡について、第三者との交渉・協議を進めていたところ、アスラポート・ダイニングから買収の意向を受け、協議を重ねた結果、株式譲渡の合意に至った。
健康コーポレーションは、株式譲渡によって財務基盤の強化を図り、現在急成長中のフィットネス事業「RIZAP(ライザップ)」や、よりシナジー効果の高いM&Aに対する戦略的投資が可能となり、グループの更なる事業拡大を図る。
アスラポート・ダイニングは、外食チェーン(「牛角」、「とりでん」、「とり鉄」など)を展開するホールディングカンパニーで、多様化するライフスタイルと食のニーズに対応するためのブランド・ポートフォリオの強化に積極的に取り組んでおり、弘乳舎がそのグループに入ることで、弘乳舎の更なる事業の発展とグループ内シナジーの創出を期待する。
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