注目のM&A

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三菱商事がキューピーからローソン向けの米飯・惣菜製造販売のグルメデリカの事業を承継する新設子会社の株式を取得し子会社化
三菱商事は、主にローソン向けに米飯・惣菜製品の製造・販売を行っているグルメデリカが草加工場および本社の冷凍商品本部、外販営業開発部を除く事業を承継する新設会社の株式80%を、キューピーから取得し子会社化する。
旧グルメデリカは、1990年にキューピーにより設立され、特にお弁当やおにぎり等の米飯分野での高い製造技術力・メニュー開発力に強みをもち、約30年にわたり中食製品の主力製造会社の一社としてローソン向けに納入実績があります。
三菱商事グループとしては、グルメデリカの子会社化により、原材料の調達・製造・店舗物流からローソンでの販売まで全ての工程に関わることとなり、サプライチェーン全体の効率化を図り、お客さまにはより付加価値の高い商品をお届けすべく、ローソン米飯・惣菜製品の製造体制の強化に貢献していく。
キューピーとしては、お客さまのニーズが多様化する中、付加価値の高いサービスを提供し続けるには、調達・生産・販売の一貫した経営管理が必要と考え、事業基盤の強化を検討する中、三菱商事からの提案を受け、新設会社における持ち株は減少するが、ローソンでの中食事業を引き続きサポートしていく。
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