注目のM&A

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名古屋鉄道が金沢名鉄丸越百貨店と金沢スカイホテルの株式をヒーローに譲渡
名古屋鉄道が金沢名鉄丸越百貨店と金沢スカイホテルの全株式をヒーローに譲渡する。
名鉄百貨店は、2018年度を初年度とする名鉄グループ中期経営計画「BUILD UP2020」において、重点テーマの一つである「グループ事業の更なる収益力の強化」を推進している。
金沢名鉄丸越百貨店は、“めいてつ・エムザ”の名称で百貨店の運営を、金沢スカイホテルは“めいてつ・エムザ”の上階で“ANAホリデイ・イン金沢スカイ”の名称でホテルの運営をしているが、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大によりインバウンドや国内旅行の需要が冷え込むなど、両社は大きな影響を受け、その事業環境は厳しい状況にある。
この様な中、金沢名鉄丸越百貨店および金沢スカイホテルについては、事業構造の見直しと並行し、ヒーローへの譲渡も検討してきた。ヒーローとの協議において、同社の事業運営ノウハウや過去のM&Aにより蓄積された経験等によって、両社の事業再生・収益改善の可能性や従業員の雇用維持が期待できることから、金沢名鉄丸越百貨店および金沢スカイホテルの経営権を譲渡することが最善と判断し、譲渡することとなった。
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