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信越ポリマーが昭和電工マテリアルズの食品包装用ラッピングフィルム事業
を譲り受け
信越ポリマーが昭和電工マテリアルズの食品包装用ラッピングフィルム事業を譲り受ける契約を締結した。信越ポリマーは、塩化ビニル(塩ビ)加工メーカーとして設立以来、シリコーンなどの各種樹脂の「材料配合」、「設計」、「加工プロセス」、「評価・解析」の基盤技術の応用発展に努め、現在では、樹脂加工メーカーとして、生活資材や建設資材をはじめ、自動車、情報機器、OA機器や半導体などの各市場向けの製品とサービスを幅広く提供し、グローバルにその機能を拡大させている。
食品包装用ラッピングフィルム事業については、塩ビ業務用ラップを中心に展開しており、全国に広がる販売網を活かし、スーパーマーケットなどの食品量販店向け、飲食店などの外食産業向けに展開している。
一方、昭和電工マテリアルズの対象事業は、外食産業向け中心に塩ビ小巻ラップ国内市場においてトップシェアを有しており、市場において確固たる地位を確立している。
信越ポリマーは、対象事業を承継する新設会社の株式を取得することで、塩ビ小巻ラップ国内市場での高いシェアを獲得し、業界内において販売競争力の向上を図ることができると考えている。また、信越ポリマーの食品包装用ラッピングフィルム事業と対象事業におけるシナジー効果により収益力の向上も見込んでいる。
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