| アダストリアがゼットンの株式を取得し子会社化 |
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| アパレル大手のアダストリアは、外食中堅でレストラン「アロハテーブル」などを運営するゼットンを子会社化する。第三者割当増資とTOB（株式公開買い付け）で28億円を投
じてゼットンの株式を取得する。ゼットンの上場は維持する見通し。 アダストリアは2017年から展開する外食事業の強化につなげ る。 ゼットンは17年にDDホールディングス（DDHD）が子会社化。その後、20年11月に投資ファ ンドなどが引き受け手となる増資を実施し、DDHDの連結対象から外れている。 新型コロナウイルス禍でゼットンの21年2月期の連結売上高は前の期比54%減の47億円、最終損益 は12億円の赤字（前の期は3億円の黒字）と業績は厳しい。 アダストリアは「グローバルワーク」などアパレルが主力だが、コロナ下の外出自粛の影響で市 場が縮小している。衣食住といったライフスタイルの提案に力を入れるため17年に子会社を設立 し、飲食業の経験者を集めてスムージー専門店「Jamba（ジャンバ）」などを展開しているが、ゼ ットン子会社化で外食事業をさらに拡大する。 |
