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三井松島ホールディングスが日本カタンホールディングスの株式を取得し子会社化
三井松島ホールディングスは、日本カタンを子会社にもつ日本カタンホールディングスの株式を取得し、子会社化する。日本カタンホールディングスは、事前に日本カタンを吸収合併する予定。
三井松島グループは、2018 年11月に策定した中期経営計画(5ヵ年)に沿って、非石炭生産事業へ積極的に投資していく方針を掲げており、本件もその一環として実施する。
日本カタンホールディングスの子会社である日本カタンは、鉄塔と送電線を連結する「送電線用架線金具」を取り扱っており、同市場において、国内トップシェアを誇る専門メーカーです。同社の強みとしては、(1)架線金具の構成部品全ての国内製造が可能であり、得意先である国内電力会社からのオーダーメイド 発注にも柔軟に対応できる高い技術力を持つ、(2)多種多様な試験設備を有しており、徹底的な分析 を行うことで高い品質を保っており、(3)送電線挙動に関する観測、解析の経験と豊富なデータ ベースを有しており、これらを活かした多くの高度な試験、観測、解析受託の実績を有する、(4)長年の経験を活かした提案型営業により、電力会社からの信頼が厚く、強固な顧客基盤を築いている、などが挙げられ、業界のリーディングカンパニーとして揺るぎない地位を確立している。
今後、老朽化設備の更新等により送電線工事量は安定的に推移するものと考えられ、同社製品に対しても将来的に底堅い需要が見込まれることから、三井松島ホールディングスグループの企業価値の向上に大いに貢献するものと期待している。
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