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スーパーバリュー、ロピアHDを割当先として第三者割当増資を実施 同社子会社に

スーパーバリュー(SV)は、715日開催の取締役会で、スーパー「ロピア」を運営するロピア・ホールディングス(ロピアHD)と資本・業務提携すると発表した。ロピアHDを割当先とする第三者割当増資を行い、本第三者割当増資後、ロピアHDSVの発行済み株式の51.62%を保有する筆頭株主となる。

今年2月、ロピアHDは場外での相対取引による譲渡によってSVの株式を取得し、210日付で第2位の大株主になったことが分かった。その後、ロピアHDは、518日にSVの取締役会に対し、商品の相互供給、人材交流を含む業務提携を提案。両社は、提携のもたらすシナジーについて検討・検証を進め、シナジーが具体的に見込めると判断した。

シナジー効果として、「出店エリアの補完・物流センターの共同利用」「スーパーバリューのホームセンター(HC部門)とロピアの事業補完」「取扱商品の補完・拡充」「商品の品質安定化と生産性の向上」「既存店改装によるモデル店の構築」を挙げている。具体的には、ロピアの関東エリアのプロセスセンターから、埼玉・東京・千葉にあるSV全店への精肉・鮮魚・加工肉・惣菜などの供給、SVでは取り扱いのない直輸入品、口コミで話題のロピアのPB商品などの供給を受け、SVのスーパー店舗は商品ラインアップ充実を図る。