注目のM&A

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サンドラッグが大屋の株式を取得し子会社化

サンドラッグは、四国地方にてドラッグストアを展開中の大屋の全株式を取得し子会社化する。

サンドラッググループは、競争激化により厳しさを増すドラッグストア業界において、グ ループ各社による新規出店に加え、フランチャイズ事業の展開及びM&Aの活用により、さらなる事業規模拡大と企業価値向上を目指している。また、既存の枠組みにとらわれず新たなエリアに展開すること、新たな特性を持つ店舗に挑戦することや、ディスカウントストア事業・EC 事業も組み合わせた独自の価値提供を目指すことの重要性も強く認識している。

大屋は、愛媛県・高知県を中心にドラッグストア「mac」を50 店舗以上運営し、地域に根付いた経営により長きに渡り事業成長を続けている。創業から70年を数える地域の有力企業であり、人口集積地から、人口密度が低く遠方より車で来店されるお客様の多い立地まで、幅広いエリアで地域のお客様の生活を支えている。大屋は四国を中心に地域密着型のドラッグストアとして事業を推進して参りましたが、厳しさを増す昨今の事業環境下において、当社と連携し相互に競争力を強化する目的のもと、大屋の各株主との間で同社の全株式を取得し完全子会社とすることに合意した。

サンドラッググループはこれまで、四国地方においてはディスカウントストア事業ダイレ ックスの店舗を展開しているものの、ドラッグストア事業における直営店舗は保有しておらず、今回の株式取得を通して、四国地方におけるサンドラッググループとしての強固な経営基盤構築を進めていく。また、大屋が保有する人口密度が低い地域での高収益店舗は、現在のグルー プ店舗には珍しい特性を保有しており、これらの店舗から得られる知見はグループ全体にも還元し得るものと考えている。加えて、大屋の現在の店舗において、サンドラッググループの全面的な支援のもと、魅力的な店舗づくりや運営の効率化を進め、一層の事業成長を実現することを見込んでいる。