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パイロットコーポレーションがマークスグループ・ホールディングスの株式を取得し子会社化

パイロットコーポレーションが手帳・ノート類をはじめとしたデザインステイショナリー、ライフスタイルプロダクトの企画、製造および国内外での卸売販売、国内直営店へ・EC小売の運営会社であるマークスを傘下にもつマークスグループ・ホールディングスの株式を取得し子会社化する。

パイロットコーポレーショングループは、その存在意義を改めて定義したパイロットグループパーパス「人と創造力をつなぐ。」のもと2030年ビジョンを掲げ、非筆記具事業を第2の柱として成長させることを戦略の一つとし、「書く」の隣接領域での事業拡大をはかり、さらなる企業価値向上を目指している。

マークスグループは、純粋持株管理親会社でマークスグループ・ホールディングスと、配下のマークス、フランスを拠点とするマークスヨーロッパの2社を含めた3社で構成されており、事業活動の中心であるマークスは1982年に創業し、「日本の“素敵”で世界に快適を」の理念のもと、手帳・ノート類をはじめとしたデザインステイショナリー、ライフスタイルプロダクトの企画、製造及び国内外での卸売販売事業、国内直営店での小売販売事業、EC小売事業を行っており、またマークスヨーロッパは、欧州市場における販売及びマーケティングを行っている。

このたびの株式取得により、パイロットコーポレーショングループは現状の筆記具を中心とした商品群にデザインや新規性に優れたマークスグループの商品を加えることで、お客様により多くの満足を得ていただけると考えており、また、マークスの文具事業における永年の知見やノウハウを生かした商品企画力、デザイン力がパイロットグループの商品開発の活性化にもつながる等大きなシナジーが期待でき、総じてグループが2030年ビジョンに掲げた非筆記具事業拡大への寄与、強固な経営基盤構築に貢献するものと考えている。