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ヨシムラ・フード・ホールディングスが林久右衛門商店の株式を取得し子会社化

ヨシムラ・フード・ホールディングスが林久右衛門商店の株式を取得し子会社化する。

ヨシムラ・フード・ホールディングスは、食品の製造及び販売をおこなう中小企業の支援・活性化を目的とし、後継者不在や単独での成長に限界を感じている企業の株式を譲り受けるとともに、持株会社としてグループ全社の経営戦略の立案・実行及び経営管理をおこなっている。

林久右衛門商店は、福岡県福岡市に本社及び工場を構え、独自に開発した最中に入ったお吸物を主力商品とし、削り節、だしの製造加工・販売を行う企業で、明治18年創業以来、鰹節専門店としてブランドを確立してきた。その高い商品力を活かしたギフト製品は、関東圏、関西圏の大手百貨店を中心に、全国の百貨店で贈答品として高く評価され、長年にわたり採用されている。

ヨシムラ・フード・ホールディングスは、林久右衛門商店が創業以来百三十余年という年月をかけて作り上げてきた、高付加価値商品を製造する商品開発力とノウハウ、それにより確立された確かなブランド力、それらがもたらす確固たる事業基盤に魅力を感じ、株式を取得する。

今後は、ヨシムラ・フード・ホールディングスグループでの製造請負、共同での新商品開発などにより、両社の業績向上を図ることができる可能性があり、また、 海外販路ネットワークを活用し拡販を行うことで更なる業績の拡大も期待でき、林久右衛門商店が持つ強みを活かしながら、ヨシムラ・フード・ホールディングスグループが持つ経営ノウハウの共有や中小企業支援プラットフォームによる支援体制を構築し、両社のより一層の成長を目指していく。