注目のM&A

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ゼネテックが
TOPWELLの株式を取得し子会社化

ゼネテックは、デジタル家電に代表される電気製品や自動車等に組み込まれるソフトウェア、ハードウェアのシステム開発を行うデジタルソリューション事業、製造業向け生産財に不可欠な各種ソリューションと生産ラインの最適解を導き出すシミュレーションソフトウェアを提供するエンジニアリングソリューション事業、人々の安心・安全を支援するココダヨ事業の3事業を柱にしており、さらなる企業価値の向上と事業成長に向け、高付加価値なサービス提供を行う企業への構造転換を推進し、デジタル技術を駆使して「日本の製造業の再生復活」と「人にやさしい社会の実現」に取り組んでいる。

今般、ゼネテックは、製造業における重要なプロセスであるエンジニアリングチェーンへのさらなる対応力強化が不可欠であると考え、エンジニアリングチェーンに関するソリューション、ノウハウを持つ会社をM&Aにおけるターゲットとして検討してきた。

2009年4月に設立された、製造業のエンジニアリング領域向けDX支援を行うTOPWELLは、PTCの製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェア「Windchill®」を基盤に、様々な先端技術の融合による製造業のエンジニアリング領域のデジタルトランスフォーメーション(エンジニアリングDX)を推進しており、TOPWELLが当該事業を通じて保有するコンサルティング力は、ゼネテックの考えるソリューション展開に大きく貢献すると判断し、ゼネテックグループに参画することとなった。

TOPWELLをグループに迎え、ゼネテックは製造業のあらゆる課題解決をワンストップで対応する体制を整え、今後は、既存事業からPLMをコアソリューションとする製造DX推進事業へ人員のシフトを積極的に進め、高収益構造への大きな転換をはかっていく。