注目のM&A

注目のM&A

リコーリースが
Welfareすずらんの株式を取得しグループ化

リコーリースは、日本産業推進機構グループの投資事業有限責任組合等が出資するWelfareすずらんおよびその持株会社での全株式を取得しました。

Welfareすずらんは2011年に設立され、名古屋市を中心とした中京圏で、住宅型有料老人ホーム(8施設)、障がい者グループホーム(3施設)、認知症対応型グループホーム(1施設)をドミナント展開しており、主力である住宅型有料老人ホームでは、施設に訪問介護・訪問看護ステーションを併設し、協力医療機関との連携を行いながら、充実した在宅療養体制を構築している。また一部施設ではナーシングホームとして、看護師の24時間対応による、医療依存度の高い方へのケアを提供している。要介護者だけでなく精神障がい者、身体障がい者、認知症患者、難病患者などが適切な医療・介護サービスを受けることができる体制を構築することで、ご利用者様とご家族様から高い評価を得るとともに、展開地域において高い知名度とブランド力を有している。

リコーリースは、リースや集金代行、介護ファクタリングなど、長年に渡り医療・介護業界のお客様へサービスを提供しており、短期的には、リコーリースの有するパートナー企業などのサービスによるWelfareすずらんにおける施設の利用者、介護従事者の利便性追求や、不動産関連事業との連携による事業所の新規開設を進め、より高品質な介護サービスの拡大を目指す。中長期的には、これまで積み重ねた医療・介護周辺事業への理解に加え、Welfareすずらんの介護事業運営を通じて、より介護サービスの利用者、介護事業者双方にとって負荷の少ない、サステナブルなサービス開発を行う。

リコーリースは、3つの事業ドメインのうちの一つである「S:ソーシャル&コミュニティ」で安心・安全な「住まう」、「暮らす」環境を実現し、豊かで活発な地域社会の創出に貢献することを目指しており、今回の株式取得を通じて、社会課題の解決を図るべく介護サービスの更なる発展を目指す。