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ベネッセホールディングスが京都洛西予備校の株式を取得し子会社化

ベネッセホールディングスが京都洛西予備校の株式を取得し子会社化する。

ベネッセグループでは、幼児から高校生、さらには社会人に至るまで、学ぶ楽しさや自己成長の喜びを第一に、学習スタイルやニーズに合わせた教材、教育サービスを提供しており、当社の連結子会社である東京個別指導学院、アップ、東京教育研(鉄緑会)は、各社とも特徴のある学習塾を運営し、対面やオンラインで生徒一人ひとりの目的・理解度に合わせた丁寧な指導を行うことで、生徒や保護者から確かな評価を得ている。

その中でも、アップ(本社:兵庫県西宮市、以下:アップ)は、「己を育てる 人を育てる 未来を創る」を教育理念として掲げ、関西を拠点に「研伸館」「開進館」「個別館」「進学館」「サイエンスラボ」などのブランド名で、小学生から高校生までの各年代やコンテンツに応じた予備校・学習塾を展開している。また、20231月の現役生向け大学受験予備校「お茶ゼミ√+(ルータス)」の運営開始に加え、2023 2月に中学受験塾「進学館√+(ルータス)」を渋谷に開校したことにより、首都圏にも進出し、合計154教室を運営する総合教育企業で、京都エリアにおいては、「研伸館」「研伸館中学生課程」「研伸館プライベー

トスクール」「Medi-Up」(いずれも京都校)、「個別館」阪急桂校、「進学館」「サイエンスラボ」「レゴスクール」(いずれも烏丸御池校)の8教室を運営している。

一方、京都洛西予備校は、「一人ひとりの個性を大切に」を教育理念とし、「洛西進学教室」「洛進パーソナル」「ラクヨビNEXT」のブランド名で、京都市西京区を中心に、桂、洛西ニュータウン、桂川、伏見神川、亀岡、福知山にて7教室を展開する地域に密着した小中高校生向け学習塾であり、公立トップ校志向が強いと言われる京阪神のなかで、京都の公立高校(特に堀川高校、嵯峨野高校、西京高校)受験や公立中高一貫校受験において高い合格実績を有している。
ベネッセホールディングスは、年内入試拡大等の事業環境変化を踏まえた、グループ塾の在籍構造改革に着手しており、京都洛西予備校を連結子会社化することにより、アップと京都洛西予備校の事業連携と経営資源の共有化を推進し、両社の更なる事業成長を実現すると共に京都府内のグループ塾の拠点展開数を充実させ、京阪神エリアにおける塾・教室事業の強化を図っていく。

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