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弁護士ドットコムがエル・アイ・シーの株式を取得しグループ化

弁護士ドットコムは、エル・アイ・シーの発行する全ての株式を取得することを決議した。

エル・アイ・シーは、判例データベース「判例秘書」を提供する業界で圧倒的シェアを有する企業であり、1996 年の設立以来、創業社長である讃井泰雄氏の下、法曹界のデジタル化に大きく貢献し、絶大な信頼とブランドを有している。また、AI技術を活用したサービス開発など、最先端技術にも積極的に投資を行っている。

弁護士ドットコムは「プロフェッショナル・テックで次の常識をつくる。」をミッションに中長期的な企業価値の向上に向け、あらゆるリーガルデータを学習させた日本初の法律特化の独自LLM(大規模言語モデル)「リーガルブレイン」の構築を重要な戦略の一つと位置づけ、これまでにないリーガルサービスの開発を進めている。このリーガルブレイン構想を実現する上において、特に判例データは最重要データの一つであると考えており、その中で「判例秘書」が有する判例データは、1900年代から現在に至るまでの厳選された日本国内における重要判例であり、計り知れないほど貴重なデータである。両社が一丸となることで、判例データベース領域でのサービス拡張が可能となり、相互の顧客基盤の拡大をはじめ、両社の法曹界でのノウハウおよび技術等が融合することにより、「判例秘書」の付加価値の向上に向けたサービス開発、「リーガルブレイン」構想の推進が できると考えている。

本件後もエル・アイ・シーの創業者である讃井氏が代表取締役社長の任務を継続し、業界で圧倒的シェアを有する判例データベースサービス「判例秘書」を築き上げた讃井氏の先見性と推進力並びに弁護士や研究者など法曹界の方々から培われた信頼を元に、両社一丸となり法曹界の更なる発展に努める。

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