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東陽テクニカがエル・テールの株式を取得し子会社化

東陽テクニカがエル・テールの株式を取得し子会社化する。

東陽テクニカは、主力事業の一つである物性/エネルギー事業における水素分野の取り組みとして、1999年より燃料電池評価システムの自社開発・販売を手掛け、現在は水電解評価にも対応しており、燃料電池や水電解の電気化学反応の計測・解析ソリューションを多数展開し、多くの自動車メーカーや研究機関などにおいて、FCV(燃料電池自動車)、エネファーム(定置用燃料電池)や水電解技術の研究開発に幅広く活用されている。

エル・テールは、1997年に設立以降、独自技術を駆使した流体制御装置の開発・製造や設置を手掛け、その装置は研究機関や大手ガス会社などにて活用されている。燃料電池評価に必要とされる安定したガス流量や露点の制御や、顧客の要望に応じたカスタマイズ設計により長年蓄積された設計ノウハウを駆使して、東陽テクニカの燃料電池評価システムの装置製造にも協力会社として携わっており、燃料電池のさまざまな性能評価に対応してきた。

本件によって両社が持つ知財やノウハウを共有し、安定的な量産体制を構築することで、水素関連事業を拡大する。


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