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ノジマが京王ズホールディングスの第三者割当増資を引き受け子会社化
ノジマは京王ズホールディングスの第三者割当増資を引き受け子会社化する。
ノジマグループは、デシタル機器を主体とした家庭用電化製品の販売並びにこれらに付帯する配送・工事・修理業務およびスマートフォンを中心とした携帯電話等の販売並びにこれらに付帯するサービスを主な事業として展開している。特に通信部門においては、店舗網の一層の充実を図っている。また、主に南関東を基盤として通信事業を展開しており、商圏拡張による販路拡大およびシェアアップを志向している。
京王ズは「東日本トップ代理店」を目指し、東北地方にソフトバンク、au、ドコモおよび併売店等52店舗の携帯電話販売代理店を展開し、また将来の全国展開を想定しつつ競争力の強化を図ってきた企業であり、東北地方を地盤とする携帯販売の有力企業である。しかしながら、元取締役らによる不正な資金の社外流出等を原因とする一連の不祥事で特設銘柄に指定されており、資金調達に窮していることから、業界の市場動向を見据えた新規出店等ができず、その解決が危急的課題となっている。
このような状況を踏まえ、ノジマは京王ズとの間で、主要事業における協力体制の構築、特設銘柄解除のための内部管理体制の改善支援等を通じ、連結子会社化をする。
両社が持つ、通信部門におけるノウハウを共有することによるシナジー効果を発揮しさらに京王ズの第二の事業の柱であるテレマーケティング事業においても、事業拡大を目指すことにより両社の企業価値の向上を図る。
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