注目のM&A

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ウエルシアホールディングスとイオンとが業務・資本提携を深化
ウエルシアホールディングスの中核企業であるウエルシア関東は2002年2月にジャスコと業務・資本提携を締結し、両社は長年に亘り信頼関係を深めてきた。そのウエルシアHDSの自主性・独立性を尊重した良好な関係はこれからも変わらぬことを確認し、本日、ウエルシアHDSが掲げる「日本一のドラッグストアチェーン」構想の実現に向けて、業務・資本提携を深化させることを決定し、覚書を締結した。
ウエルシアHDSは業界に先駆け「ドラッグ&調剤」「深夜営業」「カウンセリング営業」「介護」を柱としたウエルシアモデルの確立とグループ内への展開を進めてきた。とりわけ調剤併設率は、ウエルシア関東で7割を超え、日本一の水準となっており、グループ各社への調剤拡大に合わせ「ウエルシアモデル」の展開も進みつつある。
一方で、現在、競争が激化し業界再編の動きが加速していることや、医療・介護サービスへの参入が活発化する等、ドラッグストア業界を取り巻く環境変化は加速度を増している。
ウエルシアHDSは、このような経営環境を成長の好機と認識し、中期目標「2016年8月期 売上高5,000億円 経常利益率4.0%以上 店舗数1,500店舗」の達成およびこれを通過点として日本一のドラッグストアチェーンの確立に向け組織改革を断行するとともに、「ウエルシアモデル」を次代のモデルへと革新し成長を加速させる。イオンはこの方針に賛同し、ウエルシアHDSの成長戦略を推進を全面的に支援する。そのためにウエルシアHDSとイオンはこれまでの関係を一層深化させることに合意した。
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