積水化学工業が千葉県を中心に介護サービスを展開するヘルシーサービスの全株式を取得し子会社化する。
積水化学工業はこれにより首都圏での高齢者向けサービス事業を開始する。
積水化学工業の住宅カンパニーでは、今年度からの新中期経営計画において次の10年を見据え、これまでの住宅・住環境・海外の3事業を、住宅・リフォーム・不動産・住生活サービス・海外の5事業で展開することとし、住生活サービス事業では介護をはじめとした高齢者向け事業を柱としてその育成を図ることとしている。
一方、ヘルシーサービスは千葉県を中心とした地域密着の介護サービス全般の経営資源をもつ老舗企業で、30年にわたる実績と豊富な事業運営ノウハウを有し、千葉県における介護事業の草分け的存在であり、地域介護業界では高い知名度を誇る。
本件取引により、積水化学工業のもつハードとソフトに加え、ヘルシーサービスの豊富な介護事業の運営ノウハウと人材を獲得することで、「モノ(住まい)+サービス」を提供するビジネスモデル構築を加速させ、住生活サービス事業の強化・拡大を図る。
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