DCMホールディングスとサンワドーは、株式交換によりDCMホールディングスがサンワドーを完全子会社とすることで合意した。
DCMホールディングスは、国内最大のホームセンターグループとして36都道府県に559店舗を展開し、地域のニーズに合わせた店舗形態による新規出店とドミナントエリア強化、自社開発商品「DCMブランド」の積極展開、お客様に指示される売り場作りのための商品提案方法の強化、コスト低減活動への取組み等により業容拡大に取り組んできた。
サンワドーは昭和41年10月の創業以来、青森県を地盤としてホームセンター、自動車部品・用品卸を主要業務として事業を展開、昭和63年に法人組織を有限会社から株式会社に変更した後に業容を大きく拡大し、近年では「リビング」「食品」「DIY&グリーン」「カー&レジャー」の4部門を主たる業務としてきた。また、最近では「食品」事業を拡大し、ホームセンターと食品を融合したスーパーセンターを事業形態として開発してきた。
このような状況を踏まえ、両社が株式交換によりグループ化することで、サンワドーはDCMブランドのPB商品をはじめとするホームセンター商材の商品供給力やグループ会社の店舗運営技術力を得るとともに、自社独自のノウハウを加えて収益性を計画的に改善できることを見込み、DCMホールディングスグループはこれまで持っていなかった事業形態やノウハウを新たに新たに加えることで顧客層の拡大を見込み、相互に相乗効果を引き出して、グループ全体の企業価値を向上させることを目的に、株式交換を行うことを決定した。
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