注目のM&A

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長谷工コーポレーションが総合地所の株式を取得し子会社化

長谷工コーポレーションおよびその子会社の不二建設は、総合地所の全株式を取得し子会社化する。
長谷工グループは3大都市圏を主な商圏として、マンションに関連する様々な事業を展開し、特に、新規の住宅供給等を主なマーケットとする建設関連事業と既存の住宅関連等を中心とするマンション管理事業等をはじめとしたサービス関連事業を主たる事業の両輪としてとらえ、更なる拡大を目指している。
総合地所グループは、首都圏、近畿圏でのマンション分譲事業においてルネシリーズブランドを展開し、不動産ソリューション事業、賃貸管理事業、マンション管理事業、アセットマネジメント事業等を展開しており、マンションに関連する事業において独自のノウハウを有している。
建設関連事業においては、長谷工グループの560千戸を超える施工実績と、総合地所のデベロッパーとして顧客と直接関わってきた経験とノウハウが融合することで、顧客ニーズを今まで以上に設計、建築にフィードバックすることができ、より充実したサービス、設計、工法等の提案、提供等が可能となると考えている。
サービス関連事業においては、不動産ソリューション事業においては、長谷工グループの会社とのシナジー効果が期待できる。また、分譲マンション管理事業においては、両社がもつ管理受託戸数を合わせると350千戸を超え、賃貸管理事業においては両社のもつ管理受託戸数を合わせると74千戸程度に増大する。管理受託戸数が増大することにより、共同発注などで規模のメリットを享受できるとともに、両社のノウハウ融合により更なる発展的なサービスを広く提供していけると考えている。
このように、マンションに関連する様々な事業において両社グループは相乗効果が高いと判断し、株式取得をすることとなった。

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