サントリ食品がJTが保有するジャパンビバレッジホールディングス(JB)およびジェイティエースター(JTA)の株式および飲料ブランドを取得する。
JBグループは自動販売機、給茶機、コーヒーサーバーを始めとする多種多様なラインナップを活用し、独立系のオペレーターとしては、業界トップのポジションを築いている。とりわけ、缶・ペットボトルの自動販売機事業においては、複数メーカーの商品を販売する混載機を主力にオフィス等インドアロケーションの開発に優れ、全国規模の顧客基盤・事業基盤を通じて幅広い飲用機会を提供している。また、JTAはその子会社であるオリエンタル商事とともに、千葉県、茨城県、栃木県を中心に強固な事業基盤を有する有力自動販売機オペレーターです。
今後は、JB・JTAグループが有する既存事業および現行の取引関係を継続することを基本方針とし、サントリーグループの自動販売機事業がもつグループ総合力を活かしたロケーション開拓力、高いルート効率、機材調達力、そしてR&D力等の強みを、JB・JTAグループのプラットフォームと融合し、新たな価値をお届けする総合飲料サービス提供事業へと進化していくことで更なる成長を目指す。
また、近年需要が拡大しているボトル缶コーヒーに強みをもつ「Roots」およびニアウォーター市場のパイオニアである「桃の天然水」の両ブランドを取得し、サントリーの商品ラインナップの拡充を図る。
|