日本製紙と特種東海製紙は、段ボール原紙の販売を統合することで基本合意。
製紙業界においては、古紙価格の高止まり・円安による原燃料価格の上昇など、厳しい事業環境が続いており、今後もコスト・品質競争がますます激しくなると認識している中、日本製紙と特種東海製紙とは、対等の精神に則り、段ボール原紙および重袋用・一般両更クラフト紙事業において提携するとともに、販売機能の統合する。また、特種東海製紙の島田工場における製造事業を分社し、日本製紙が新製造会社への出資することについても合意した。
両社は、本事業の販売機能を統合することで、コスト削減を実現し、需要家に資する競争力ある販売体制を構築することを目指す。また、本提携により両社の生産ノウハウを結集し、生産効率および品質競争力の向上ならびにコスト削減を実現させる。
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