新日本電工は子会社の中央電気工業で運営している磁石用合金の製造販売事業を会社分割し、承継会社の全株式を三徳および双日に譲渡する。
三徳および双日は各々磁石合金およびその原料となるレアアースの業界において確固たる地位を築いているトップ企業である。
今般、長期化している原料レアアースの市況低迷など対象事業を取り巻く状況および今後の発展性を考慮すると、中央電気工業においては、新日本電工グループとしての事業ポートフォリオの再構築を行い、収益性の向上によるグループの競争力強化を目指すことが必要であり、また、対象事業については、三徳および双日による運営の下でわが国の磁石用合金産業の健全かつ安定的な市場の維持と更なる発展に寄与することが最善であると判断し、譲渡することとなった。
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