桧家ホールディングスは、レスコハウスの全株式を取得し子会社化するため、レスコハウスの親会社で新日鉄住金グループのジオスターと株式譲渡契約を締結した。
桧家ホールディングスグループは、連結子会社11社で構成され、注文住宅事業、不動産事業、断熱材事業、リフォーム事業、介護保険等事業を展開。近年、主力の注文住宅事業においてM&Aにより首都圏および関東近郊に事業エリアを拡大してきた。
一方、レスコハウスは、工場生産したコンクリートパネルを壁式構造に組み立てるWPC(ウォール・プレキャスト・コンクリート)工法による耐震・耐火・耐久性に優れた鉄筋コンクリート住宅の施工、販売等を行っており、これまでに東京都、神奈川県、千葉県を中心に15,000戸を超える実績をもつハウスメーカーである。
桧家ホールディングスグループの注文住宅事業は郊外を中心に展開しているが、レスコハウスの株式取得により都市部での注文住宅事業強化や不動産ソリューションビジネスへの展開、更に今後、相互の強みを生かした商品開発も期待できる等、高いシナジー効果が期待できることから、桧家ホールディングスグループの持続的成長、企業価値の更なる向上に資すると判断し、レスコハウスの株式を取得することとなった。
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