センコーは、オンワードホールディングスの子会社であるアクロストランスポートの全株式を取得し子会社化する。
センコーは、グループ会社の東京納品代行を中心にファッション関連商品の海外調達から、保管・検針・補修などの物流センター業務、百貨店を始めとする各種店舗への配送業務を一環して行い、ファッション物流事業の強化・拡大に取り組んでいる。
アクロスはオンワードの子会社として、ファッション商品の物流管理から輸送まで一貫したサービスを提供しており、近年ではオンワードグループ以外にも物流サービスを積極的に展開している。
センコーは、アクロスが保有する物流ノウハウや生産体制、顧客基盤とセンコーのファッション物流事業を融合し、全国の百貨店をはじめショッピングモールやアウトレットなど各種店舗への配送網強化、ファッション物流のサービスレベル向上、収益力・価格競争力の強化を図ることを目的として、アクロスの株式取得を決定した。
今後、センコーグループとアクロスは、ファッション商品の配送共同化や両社拠点の有効活用、物流ノウハウ共有化によるサービス向上に取り組み、ファッション物流事業の領域拡大と顧客開拓を進めていく。