ALSOKが介護事業のウィズネットの株式を取得し、子会社化する。
ALSOKは多種多様な警備サービスを提供するほか、ホームセキュリティをはじめ、安全安心と便利を提供する取組みを進めている。なかでも、高齢者向けサービスの充実・強化は最重要領域と位置付け、これまでも「みまもりサポート」や「緊急通報サービス」等の商品・サービスの開発・提供を行うとともに、介護サービスに関しても、一昨年来、㈱HCMやALSOKあんしんケアサポート㈱の買収等を通じて、順次、事業拡大を図ってきた。
今回、新たに子会社となるウィズネットは埼玉県を中心とした首都圏においてグループホームや介護付有料老人ホームを始めとした施設系介護、デイサービスや訪問介護等の居宅系介護、更には介護にかかる周辺事業をも幅広く営む企業であり、これまで地域や利用者関係者の信頼を得て、着実に発展を遂げてきた企業であります。
ALSOKグループにとって、本件は既存2社の介護事業(訪問介護を中心に、首都圏南部のほか近機・東海・東北等に拠点展開)の補完にとどまらず、事業規模、施設系・居宅系等の事業構成、および事業展開エリア等において、グループの介護事業の新たな展開を期すものである。
本件取得による事業規模の拡大と対応範囲の広がりにより、これまで以上に介護にかかる顧客ニーズへの対応が図れるとともに、既存事業との有機的な連携・融合を進めることで新たな付加価値の提供を通じたサービス向上が図れるものと期待している。
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