エア・ウォーターは、洋菓子・和菓子の企画・製造・販売を行うプレシアホールディングスの株式を取得し、子会社化する。これにより、プレシアのスイーツ事業を、エア・ウォーターの農業・食品事業の加工食品部門における新たな事業の柱として、グループシナジーを創出いていく。
エア・ウォータの農業・食品事業は、野菜栽培から食品加工、清涼飲料水製造、青果小売まで独自のバリューチェーンを形成し特長あるビジネスモデルを推進している。そのような中、連結子会社「春雨さぶーる」では、既存のハム・ソーセージ・デリカ事業、冷凍食品に加え、第三の事業の柱とするべくスイーツ事業に取り組んでおり、各種冷凍ケーキを製造し、業務用食材ブランド「さぶーる」で全国展開している。
こうした中、極めて優れた開発力で魅力ある商品を送り出しつづけ、全国で事業展開する「プレシア」がエア・ウォーターグループの一員となることは、これまで以上に変化する市場への対応を可能にする提案型の事業展開を図ることを可能とする。また、「プレシア」が強みとする市販用。「春雨さぶーる」が強みをもつ業務用の両市場に向け、開発・提案・営業・製造・物流面でより大きなシナジーを発揮することになる。
エア・ウォーターの農業・食品事業は、「プレシア」とともに、魅力的な商品開発により、新たな消費者ニーズを開発するという付加価値の高い事業展開を目指すとともに、安心・安全・高品質をモットーに顧客の期待に応えていく