注目のM&A

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アークスと伊藤チェーンとが株式交換による経営統合で基本合意書締結
アークスは、2002年11月の発足以来、北海道・東北地域におけるスーパーマーケット事業子会社8社を中心に食品流通企業グループを形成し、地域のライフラインとして豊かな暮らしに貢献するという共通の理念をよりどころに事業を展開してきた。
伊藤チェーンは、1958年8月の創業以来、永年に亘り宮城県仙南地方を中心に地域に密着した食品スーパーマーケット事業に関して、子会社であるマルコの1店舗と合わせ合計9店舗を展開し、同地区における強固な支持基盤を築いてきた。しかし、地方都市の人口減少や、業態の垣根を超えた競争の激化など激しさの増す経営環境を鑑み、アークスグループの持つ商品調達力、店舗運営力、情報システムなどのインフラを最大限活用することで、経営の更なる効率化を図り、地域の顧客の満足をより一層向上させ、伊藤チェーンがもつ営業基盤と企業体質を更に強化していくことが最善の判断であるとの判断に至った。
アークスとしても、地域企業同士が大手企業に対抗していくための受け皿会社として企業と企業を結ぶ架け橋になりたいという強い思いで事業を展開しており、本経営統合を通じて東北地区におけるアークスグループの店舗網のさらなる強化・拡大を図ることが、アークスのコーポレートステートメントである「豊かな大地に輝く架け橋」に資するものと考え、基本合意書の締結に至った。
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