| メディカル・データ・ビジョンがメディカルドメインの株式を取得し子会社化 |
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| メディカル・データ・ビジョングループは創業当時から、「医療・健康情報の一元化と利活用を促進し、生活者メリットの創出に貢献する」を目指して事業を推進し、病院・クリニック・介護施設等をはじめとする医療・健康情報の一元化を図ることで、患者が自身の診療履歴や健康状態を管理・閲覧できる環境の創出、また、データ分析によるさらなる医療の質向上に寄与できるものと考えている。 医療・健康情報の一元化の第一ステップとして、まずは大規模病院の情報集積に注力し、その結果、民間企業では最大規模の約２，８００万人の診療データを保有するに至った。次のステップは大規模病院以外の小規模病院やクリニック等の情報収集だが、それには当該ネットワークの開拓や知見が必要となる。 このたび子会社化するメディカルドメイン（ＭＤＩ ）は主にはレセプトおよび検査領域に関わる医療系システムの開発、販売、サポートを事業の主軸とし、当該領域に関する知見および中小規模病院やクリニックをはじめとする医療機関ならびに医師会とのネットワークを広く有している。ＭＤＩの経営資源を活用することで、当該領域の知見を活用できるほか、各種医療機関の医療情報をスピーディーに集積できると考えている。 事業統合後はまずＭＤＶが既に保有する大規模病院の医療ビックデータおよび知見と、ＭＤＩが持つ医師会および中小規模病院ならびにクリニックとのネットワークを融合し、クリニックから大規模病院までを網羅した医療ビックデータの構築に着手する。このような理由により、ＭＤＶグループの成長戦略のいち早い達成と、中長期的な企業価値向上に寄与するものと判断し、このたびの株式取得を実施する。 |
