クラボウがセイキの株式を取得し子会社化 |
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クラボウがFA設備の専門メーカーセイキの株式を取得し子会社化する。 クラボウは、グループの2030年の目指すべき姿を「イノベーションと高収益を生み出す強い企業グループ」と定め、各分野において積極的な事業展開を行っている。その一環として、環境メカトロニクス事業における事業基盤の一層の強化と業容の拡大を図るため、電子部品、自動車部品、精密機械分野におけるファクトリーオートメーション(FA)設備等の設計製作において大手企業との取引実績を有するセイキの全株式を取得した。 クラボウの環境メカトロニクス事では、色のセンシング技術を活用した検査・計測システム、環境プラント、バイオ関連製品、工作機械の開発・製造・販売を積極的に推進しており、近年では高速3Dビジョンセンンサーを活用した産業用ロボットシステムやカラー画像処理技術による高速での検査が可能な検査・計測システムなどの販売拡大に注力している。 一方、セイキはFA設備の設計製作で40年以上の実績があり、完全オーダーメイドのFA設備の開発力と自社で設計、加工、組立、調整、据付・保守までを行う一貫体制によるスピーディーな対応力などの強みを有しており、現在は、主に電子部品、自動車部品、精密機械メーカー向けのFA設備の開発販売に注力している。 FA設備市場のおいて両社の強みを活かした事業展開を行い、環境メカトロニクス事業における業容拡大を図っていく。 |