新日本建設が冨士工の株式を取得し子会社化 |
---|
新日本建設が冨士工の株式を取得し子会社化する。 新日本建設グループは、主に首都圏において建設事業および開発事業を展開し、建設事業においては、建物の付加価値向上をベースにした企画開発型営業を推進するとともに、物流施設や商業施設をはじめとした非住宅分野の強化等、成長分野の受注に取り組んでいる。また開発事業においては、用地取得から企画・設計・施工・販売・管理・アフターサービスまで全てグループで行う「自社製販一貫体制」による安心・安全の自社マンションブランド「EXCELLENT CITY」シリーズのブランド力をさらに強化するとともに、不動産投資ファンドとの連携強化や大型の再開発プロジェクト等、収益構造の多角化に取り組んでいる。 冨士工は、かつては東証第一部に上場する等、業歴75年を有する企業で、現在は東京都中央区に本社を置き、首都圏を中心として広く東日本地域全般において建築工事および土木工事を請け負う総合建設業を営んでいる。特に、建築工事においては、医療法人や社会福祉法人等の非住宅分野の受注を得意としている。 冨士工を子会社化することにより、顧客基盤の拡大・強化、建設事業における事業規模と地域の拡大、非住宅分野の取り組み強化および土木工事等の新たな収益機会の確保、開発事業における自社プロジェクトの施工能力拡大等、新日本建設グループのブランド力強化において高いシナジー効果を発揮し、より一層の企業価値の向上を図るため、株式を取得することとした。 |