コムシスホールディングスがワールドエコを簡易株式交換により子会社化 |
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コムシスホールディングスがワールドエコを簡易株式交換により子会社化する。 コムシスグループを取り巻く経営環境は、5Gサービスの本格展開、社会全体のデジタル化に伴うICT投資、防災・減災、国土強靭化など公共インフラ投資、グリーン社会の実現に向けた再生可能エネルギー分野への投資拡大などが期待されている。 こうした市場構造の変化に迅速に対応しつつ、次代にむけてさらなる成長・発展を期するためには、技術革新に対応するための高品質な施工技術力の維持・向上のみならず、より生産性の高い施工体制の再構築による市場競争力の強化と経営基盤の拡充が急務となっている。 このような状況認識のもと、コムシスホールディングスのグループ会社であるTOSYSとワールドエコの強みを活かした広範囲な事業展開と経営資源の連携によるシナジーを見込んで、本株式交換を実施するに至った。 TOSYSグループは、主に信越エリアにおいてNTTグループをはじめとする通信事業者の通信インフラネットワーク構築を担っている他、官公庁および一般企業からの通信設備・電気・土木等の工事請負、ICT関連事業等の拡大に注力している。一方、ワールドエコは長野県を拠点とし、セメント骨材卸および、ミネラルウォーター製造・販売を中心に事業を営んでおり、ワールドエコおよびその子会社で構成されるSUNグループは、長野県北信地域における土木・建築等の工事請負の他、周辺領域として除雪、生コンクリート製造、産業廃棄物収集運搬等の業務を手掛けており、幅広く事業を展開している。 TOSYSとワールドエコは、本株式交換により、信越を中心とする対象地域、事業分野等について両社の強みを活かした広範囲な事業展開と経営資源の連携によるシナジーの最大化を追求し、グループとしての成長戦略を協力に推進することによって企業価値の一層の向上を図っていく。 |