大和ハウス工業は、神山運輸および神山トランスポートとそれぞれ株式交換契約を締結した。

大和ハウス工業は、工業化建築のパイオニアとして物流施設を3,000 棟以上開発、2002 年以降は物流施設の設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、顧客の事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする独自の物流プロジェク ト「Dプロジェクト」を開始し、不動産や金融など各分野のパートナーを組み合わせ、自社保有・ノンアセット・不動産流動化など物流不動産ソリューションを展開している。

神山運輸は、常温・冷蔵・冷凍の三温度帯すべての配送を四国で行う低温物流会社であり、低温物流に高いノウハウを有するとともに、冷凍食品小口混載輸送を全国に展開している。また、定温管理が可能な仕分け・配送センター、冷凍室・冷蔵室、倉庫などの品質管理の設備も完備し、受発注から輸送まで対応している。神山トランスポートは、神山運輸の兄弟会社として運営されており、神山運輸の長距離幹線輸送を担っている。

大和ハウスは、本株式交換により、低温物流事業の拡大を図るとともに、対象会社及び当社グループが有する物流会社との協業による物流事業の拡大に取り組んでいく。