注目のM&A

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リテールパートナーズ子会社の丸久が
ハツトリ―の株式を取得しグループ化

リテールパートナーズ子会社の丸久がハツトリーの株式を取得しグループ化する。

リテールパートナーズは、山口県を地盤とする丸久、大分県を中心に展開するマルミヤスト ア、福岡県を中心に展開するマルキョウがスーパーマーケット及びディスカウントス トアを運営し、山口県 79 店舗、福岡県 64 店舗、大分県 52 店舗など中国・九州地方に 268 店舗(2022 11 月末)を展開し、お互いのノウハウや経営資源の融合を通じて、競争力及び経営基盤を強化し、各事業子会社がより強いローカルスーパーマーケットとしての成長と企業価値の向上を目指している。

丸久は、山口県を中心に食品スーパーマーケット事業を展開し、地域に密着した生活適応企 業として、きめ細かな消費者ニーズの把握を通じ、本格的な食品スーパーマーケットチェーンの実現を目指しており、旬や産地、安全安心にこだわった商品を、よりお求めやすい価格 と豊富な品揃えで提供する、スーパーマーケット「アルク」を中心に、広島県西部及び福岡県の隣接地域へ営業基盤を拡大し、202211月末において88店舗を展開している。

一方、ハツトリーは、宮崎市内において、主力の自社ブランドであるスーパーマーケット 「フーデリー」5店舗及びボランタリーチェーンである「鮮ど市場」1店舗を運営しており、 生鮮食品、惣菜を中心に、あらゆる食料品を扱う高品質志向の食品スーパーマーケットを目指し、フーデリーは高付加価値商品や健康・アレルギーに配慮した、「ナチュラル」「オーガニック」「ビーガン」等の商品を多種多様に取り揃えており、「ハレの日に行く高級志向の食品スーパー」として地域に認知されている。

丸久の経営資源やノウハウを活用し、ハツトリーが創業以来築き上げてきた経営基盤と企業体質を更に強化させるとともに、丸久のみならず、リテールパートナーズ各社もハツトリーが持つ差別化商品やブランド力を活用し、今後、九州南部のグループ企業との物流機能の活用などによるシナジー効果の創出を見込んでいる。