キャノンメディカルシステムズがレゾナックからミナリスメディカルの株式を取得し子会社化 |
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キヤノンメディカルシステムズ(キャノンメディカル)は、レゾナックより、その子会社であるミナリスメディカルの買収を目的とした株式譲渡契約を締結した。キヤノンメディカルは体外診断事業のさらなる強化・拡大を図っていく。 ミナリスメディカルは製薬企業の診断薬部門として1981年に設立され、国内生化学検査・免疫検査市場において高いプレゼンスおよび高いブランド力・製品認知度に基づく豊富な顧客基盤を有する体外診断用医薬品・自動分析装置のリーディングカンパニー。ミナリスメディカルが有する酵素や抗体の技術を活用した体外診断用医薬品の主力製品は、国内市場で高いシェアを占め、診断に不可欠な臨床データの提供の一翼を担っている。それらの体外診断用医薬品は多くの中核病院および主要な衛生検査所にて採用されており、米国市場においては、アレルギー検査領域を中心とした事業も展開している。 キヤノンメディカルは、尊い命を守る医療に貢献したいとの思いを込めた「Made for
Life」の理念のもと、画像診断をコア事業として、ヘルスケアIT事業、および体外診断事業をグローバルに展開しており、今回の対象となる体外診断事業では、独自の技術・ノウハウを活用した検体検査の自動分析装置を40年以上に渡り提供し、同検査装置の開発・製造に幅広く取り組み、国内のみならずパートナーを通じて世界中の病院や衛生検査所に販売している。 本件により、ミナリスメディカルが保有する体外診断事業の多様なソリューションとキヤノンメディカルが保有する自動分析装置領域における技術、さらには画像診断、ヘルスケアITとのシナジーにより、より高いニーズに応える付加価値の提供が可能になると判断している。キヤノンメディカルは人々の健やかな生活の実現を目指し、これからも医療の発展に貢献し続けていく。
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