アドバンテッジリスクマネジメントがここむの全株式を取得し、子会社化することについて、株主との間で株式譲渡契約を締結した。

アドバンテッジリスクマネジメントグループは、「人々が『安心して働ける環境』と企業の『活力ある個と組織』を共に創る」という 企業理念に基づき、メンタル不調の予防や不調者対応のみならず、エンゲージメント向上、人材採用・育成支援などポジティブサイドまでを総合的にカバーする「メンタリティマネジメント事業」、病気やケガで長期間働けなくなった方を経済的にサポートするGLTD（団体長期障害所得補償保険）制度の構築・運用支援を中心とした「就業障がい者支援事業」、個人や個人が働く場である企業の抱えるリスクに対してより良い保障あるいはスキームの商品を提案する「リスクファイナンシング事業」を主な事業として取り組んでいる。

一方、ここむは、「誰もがイキイキと働くことができる社会づくりへの貢献」を企業理念とし、「ストレスチェック制度の活用で、個人と職場にメンタルセーフティを」というサービスコンセプトの下、法令順守に留まらないストレスチェック制度の有効化・活用支援や、カウンセラーによる集団分析結果を起点とした職場環境改善・向上計画の提案と実行サポート等、アドバンテッジリスクマネジメントの事業と親和性が高い業務を展開している。
今回の株式取得により、ここむの既存事業を確実に承継しつつ、両社のサービス・商品およびソリューションのクロスセルやミドルマーケット向けの新たな事業機会の創出を実現し、業価値向上を目指していく。