ヒビノがエヌジーシーの株式を取得し子会社化 |
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ヒビノグループは「音と映像で、世界に感動をクリエイトする」をパーパスに掲げ、音響・映像機器等の販売・施工、建築音響に関する設計・施工、コンサート・イベントの音響・大型映像サービスを行っている。画質と信頼性の高さに加え、サイズや形状を建築デザインやお客様のニーズに合わせて設計・製造する高度なカスタマイズ対応を強みとし、音響・照明等を組み合わせたトータル・ソリューションとしてお届けできることから、高品質なビジュアル演出を求める放送局や商業施設、企業、公共施設、スポーツ施設、街頭ビジョン等に採用されている。
エヌジーシーは、1985 年の設立以来、ICTを活用した映像ソリューションを展開し、放送局・映像制作業界向け映像編集システムと大型・中型映像表示システムで、それぞれ強固な顧客基盤を築いている。映像編集システムでは、映像制作ワークフローを熟知した技術者が長年にわたって放送局等のシステム開発・構築・運用を支援し、安定収益を確保しており、映像表示システムでは、マイクロLEDを搭載した超高精細LEDディスプレイを中心に、液晶ディスプレイやプロジェクター等幅広いラインアップを展開し、最高画質を求める自動車メーカー、大学、研究機関等を含むお客様からの信頼を獲得している。ハードウェアだけでなく、デジタルサイネージシステムやVRシステム等のソフトウェアを統合した提案能力を有していることも同社の強みとなっている。 ヒビノグループとエヌジーシーは、取扱商品に重複が少なく、得意とする技術領域も異なることから相互補完関係にあり、今後、両社の顧客に対してハードウェアとソフトウェアを融合したより高度なカスタムソリューションを提供していくことで、事業拡大が見込めると判断した。
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