キリンビバレッジが花王から茶カテキン飲料「ヘルシア」事業を譲り受け |
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キリンホールディングスのグループ会社である、キリンビバレッジは、花王の茶カテキン飲料「ヘルシア」に関する事業を譲り受ける。 キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン 2027」を策定し、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」ことを目指し、その実現に向けて、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」の育成を進めるなか、清涼飲料事業を展開するキリンビバレッジにおいても、ヘルスサイエンスを強みとしたポートフォリオへの変革を加速している。 茶カテキン飲料「ヘルシア」は、健康茶系飲料のロングセラーブランドとして多くのお客様に支持されており、キリンビバレッジが進める変革の加速に貢献すると考え、事業を譲り受けることを決定した。 花王グループは、中期経営計画の目標達成に向けて、抜本的な構造改革へ取り組んでおり、事業ポートフォリオの強化を推進しており、その一環として、当該事業の譲渡を決定した。 「ヘルシア」は、体脂肪や内臓脂肪に関する長年の代謝研究をベースに、2003年に茶系飲料として初めて体脂肪低減機能を謳った特定保健用食品として発売。以降、健康茶飲料市場を創造するとともに、ロングセラー商品として累計約31億本を販売してきたが、市場環境が急速に変化するなか、当該事業のさらなる成長・発展に向けて検討した結果、飲料事業はもとより免疫研究のリーディング企業であるキリングループのもとで再出発することが最良の選択肢であると判断した。 |