京浜急行電鉄はエフ・クライミング株式を取得し子会社化する。

京急グループのスーパーマーケット業は，中期経営計画に掲げる「まち創造プラットフォーム」における地域拠点や顧客接点として重要な機能を担っており、沿線における日常利便の提供のため、様々なグレードのデイリーストアを地域ニーズに合わせて展開している。将来的な沿線人口の減少や少子高齢化の進展等、事業環境が変化する中においても、沿線を中心にドミナント出店を進めることに加え、様々な事業者とのアライアンスの実現により、事業強化や持続的な成長を目指している。

エフ・クライミングは「賑わいを，人と地域へ」という理念の下、食品スーパー「ヒルママーケットプレイス」を都内３店舗、神奈川県内３店舗において展開しているが、事業を取り巻く環境の変化に対応し、今後の持続的な成長を模索する中、両社の戦略の親和性が高く相乗効果が見込めると判断し、合意に至った。

本件により、エフ・クライミングが強みを持つ生鮮食品分野を中心に連携を加速し、「京急ストア」とのシナジーを最大限に発揮させていくとともに、京急グループとして、流通事業の強化による沿線活性化を実現していく。