マブチモーターが沖電気工業の子会社沖マイクロ技研から小型モーター事業を譲り受け |
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マブチモーターは、沖電気工業の子会社である沖マイクロ技研の小型モーター事業を取得する。
マブチモーターは、2030年を最終年とする「経営計画2030」を遂行しており、その達成のための事業コンセプトとして「e-MOTO*」を掲げています。e-MOTOは、お客様と社会が望む多様な「動き」のソリューション提供を事業活動の目的とした事業コンセプトであり、「動き」を生み出すコアとなるモーターの種類を充実させ、さらには制御やユニット対応等を含むソリューションとして、回転に留まらない多様な「動き」を提供することで、事業拡大と付加価値向上の実現を目指している。
本事業取得は、e-MOTOの事業コンセプトに基づきモーターの種類を拡充し、ソリューション対応力を強化することを目的としている。
OKIマイクロ技研は、コア技術であるステッピングモーターをはじめ、ギアドモーター、ロータリーソレノイド等の各種モーター・アクチュエーター製品を開発、製造、販売する専業会社で、近年は従来製品に加えて、新たな製品として小型、軽量、高トルク、低消費電力を実現する独自技術に基づくブラシレスモーター製品及び周辺ユニットの開発に取り組んでおり、今後の事業の柱となる製品として期待されている。福島県に拠点を有し、半世紀にわたり培ってきた技術、ノウハウをベースにお客様の課題解決に貢献するソリューションを提案し、国内外の大手のお客様と安定した取引関係を構築している。
OKIマイクロ技研の有するステッピングモーターを中心とする技術及び製品ラインナップを、マブチモーターの技術、販売チャネル及び顧客基盤と組み合わせることでシナジーを
生み出し、製品開発と市場開拓の推進による新規事業の創出と既存事業の拡大を図っていく。
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