KYORITSUは、連結子会社である西川印刷がバッハベルクの株式を取得しKYORITSUの孫会社化する。

KYORITSUは、2024年６月に「情報デジタル事業」「プリントメディア事業」「環境事業」「BPO事業」の４事業の収益性と成長性の位置づけを明確にし、戦略的に経営資源を投下していくための事業計画を策定し、企業価値向上に邁進している。

情報デジタル事業は、グループの中核事業と位置づけ、クライアントとのパートナーシップ強化による購買履歴や個人情報を活かしたDXプロモーションの拡大に加えて、電子書籍データ制作の拡大やIP事業等デジタル媒体の創出により、収益拡大を目指している。

バッハベルクは、「売れる通販番組を追求し続けるクリエイティブ集団」としてテレビショッピング番組・CM・WEB動画・企業イメージビデオ・商品案内ビデオ制作等を手掛けている。

この度、KYORITSUは中核事業と位置づける情報デジタル事業を営む西川印刷の子会社とすることで、TV通販映像制作の技術・ノウハウの共有とシナジーの創出により、DMサービスからデジタルコンテンツに至るクロスメディア展開に対応できる販促サービスの提供が可能になると判断した。新たなデジタルコンテンツ市場への参入強化を図り、成長するeコマースやオンライン広告市場での競争力を高めることで、販売チャネルの拡大を図り、顧客満足度向上とKYORITSUグループのネットワークを活かした新規顧客獲得を促進し、事業拡大につなげていく。