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伊藤忠商事の子会社伊藤忠リーテイルルリンクが東京堂の事業を承継

伊藤忠商事は子会社も伊藤忠リーテイルリンクを通じて、東京堂の事業を会社分割(吸収分割)により承継する。

東京堂は1917年創業以来、小売りとメーカーを繋ぐ商物流のネットワークを有し、ドラッグストアやコンビニエンスストア、スーパーマーケット、バラエティショップを中心に大手日用品・化粧品メーカー等の商品流通を担ってきた。伊藤忠商事は、同社の持つ広域にわたる商物流機能の活用を目的に2005年に資本参画していた。

伊藤忠リーテイルリンクは、消費者向けの日用品・生活雑貨を取り扱い、コンビニエンスストア等の小売店向けに商品の開発・販売を行っている。事業承継後は、東京堂の持つ優良な取引先を継承することで、更なる販路の拡大及びマーケットインの発想での商品開発、日用品・化粧品メーカーとの協業を進めていく。伊藤忠リーテイルリンクを起点とするグループ会社との物流連携と全国物流網構築、さらに今後は日用品・化粧品メーカーに対する新素材原料の提案や海外展開サポート等の協業も推進していく。

このような取組を通じて、変化が激しい小売業のニーズに沿ったリーテイルビジネスの更なる進化を目指す。

伊藤忠商事は経営方針「The Brand-new Deal~利は川下にあり~」を掲げ、社会の変化に伴い多様化するニーズを捉え、より消費者に近い川下ビジネスを開拓・進化させ、事業領域を拡大していく。

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