GSIクレオスが三菱ケミカルのトリアセテート繊維事業を譲り受け |
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GSIクレオスが三菱ケミカルのトリアセテート繊維事業を譲り受ける。 GSIクレオスグループは、「次代の生活品質を高める 事業の創造者として 人びとの幸せを実現する」ことをパーパスに掲げ、サステナブルな社会づくりに貢献する事業をグローバルに展開している。また、現在進行中の中期経営計画「GSI CONNECT 2024」においては、繊維事業をグループの成長基盤となる「基幹事業」に位置付けるとともに、工業製品事業を成長の牽引役とする「成長ドライバー」として、事業領域の拡大と収益性の向上に取り組んでいる。 こうした中、繊維事業基盤の真の強化にむけて、このたび、長年に渡り国内外のアパレル市場において高い評価を得ているトリアセテート繊維事業を譲り受けることした。トリアセテート繊維は、天然パルプ由来の植物繊維を化学的に処理してつくる半合成繊維で、三菱ケミカル株式会社が独自の製法で生産する製品で、サステナブル製品でありグローバル展開できることから、GSIクレオスの事業戦略に適う商材であるとともに、今後も需要の伸長が見込めることから、事業譲受を決定した。 GSIクレオスグループは、30 年超に渡るトリアセテート生地の販売実績があるが、事業譲受後は、同事業の製造から販売までのバリューチェーンをグループに内包し、国内外における既存の繊維事業と掛け合わせることで新たな事業価値の創造や事業競争力の強化を図るとともに、収益性を向上させ、グループ全体の成長に資することを期待している。 |