クレスコの子会社クレスコ・ジェイキューブが高木システムの株式を取得し子会社化する。

クレスコグループは、複合IT企業として、子会社11社、持分適用会社2社の体制で、各社の有機的な連携により、企業のIT戦略立案から開発、運用・保守まで、幅広いニーズに応えている。

高木システムは、1988年の設立以来、IBMiのプラットフォームで稼働する電気・電子部品業界向けに特化した基幹システムTREEを国内100社以上に導入した実績を持ち、その顧客と長期にわたって取引を継続しており、エンジニアの優れた技術力と問題解決力、TREEの優れた機能性と高い品質によって顧客との厚い信頼関係を築いている。

一方、ジェイキューブは、人事・給与・ワークフローのパッケージサービスに強みを持っており、それらのサービスはTREEと同じIBMiをプラットフォームとしている。両社製品を合わせたサービス提供により、ERPに匹敵するほどの業務領域をカバーすることができる。また、高木システムとジェイキューブの販売チャネル、サービス、ノウハウ、人財リソースを融合することによって非常に大きな相乗効果を生み出すことを確信している。

本件株式取得は、両社の販売チャネルを活用することによる販路の拡大だけでなく、日本のIBMiビジネスにおけるリーディングカンパニーとなることが可能となり、クレスコグループにおける企業価値のさらなる向上に資するものと考えている。

今後もグループの持つ販売チャネル、テクノロジーを活かし、お客様のコアビジネスをサポートする付加価値の高いソリューションを実現するとともに、その総合力を発揮して、グループのビジネスの拡大を図っていく。