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ロイヤルホテルが芝パークホテルと資本業務提携し子会社化

ロイヤルホテルが芝パークホテルと資本提携し子会社化する。

 

 ロイヤルホテルは、「人を、地域を、日本を、世界を、あたたかい心で満たしていこう。」というパーパスのもと経営基盤の強化に継続的に取り組んでおり、2024513日に公表した中期経営計画2026ReRISE」では、そうした成長戦略の1つとして、インオーガニックな拠点獲得も含めた「国内グループホテルの拡充」をテーマに掲げている。

芝パークホテルは、東京・芝の地で外国貿易使節団を迎えるホテルとして1948年に誕生し、現在は「芝パークホテル」及び「パークホテル東京」の2ホテルを運営し、海外のお客様から特に強く支持されています。足元業績はインバウンド活況により堅調に推移している一方で、相次ぐホテル開業ラッシュによる競争激化や業界慢性的な人手不足の問題等の外部環境の変化に対応しつつ中長期的に安定した経営を実現する方策を模索していた。

そうした中、かねてより交流のあったロイヤルホテルと芝パークホテルは、両社の役員による情報交換を行う中で課題を共有し、両社が資本業務提携を行うことが両社の更なる成長に繋がるとの考えに至った。ロイヤルホテルにとってはインバウンド集客力の強化や東京マーケットでのプレゼンス向上、芝パークホテルにとっては国内顧客向けのセールス力向上や西日本エリアからの送客効果といったシナジーを見込んでいる。両社のそれぞれの強みを掛け合わせ、グループホテル全体の成長と企業価値向上を目指していく。

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