多木化学が洛東化成工業の株式を取得し子会社化する。

多木化学グループは、2050 年のありたい姿として「長期ビジョン2050」を策定し、その実現に向けて「中期経営計画2028」に基づいた具体的な施策を展開している。アグリ、化学品、不動産の３本の柱をさらに深化させるとともに、独創的かつ革新的な新事業・新商品を通じて持続可能な企業経営を目指している。

一方、洛東化成工業は、受託を含む菌体微生物の培養や繊維向け糊抜剤を中心とした酵素剤のメーカーであり、高度な培養技術と豊富な経験およびノウハウを有する企業です。

同社の株式取得は、多木化学グループの主要セグメントであるアグリ事業におけるバイオスティミュラントや化学品事業における環境に配慮した水処理薬剤の開発、さらに新たな研究開発において事業シナジーを発揮することが期待されており、長期ビジョンの達成に向けて強力な推進力の一つとなると考えている。