ELEMENTSがポラリファイの株式を取得し子会社化する。
ELEMENTSグループは、BEYOND
SCIENCE FICTIONのグループミッションの下、「個人認証」「個人最適化」「個人情報管理」の3つのソリューション事業を展開しており、現在の主力事業は完全子会社であるLiquidを通じ提供する本人確認サービス「LIQUID eKYC」となっている。
ポラリファイは、2017年に設立し、金融庁から銀行業高度化等会社Fintech企業として第一号の認可を取得した三井住友フィナンシャルグループ(以下「SMFG」)の連結子会社で、主力事業は2018年より提供するオンラインで本人確認(身元確認)ができるサービス「Polarify
eKYC」となっている。
リーディングカンパニー同士の経営統合で、累計契約数は約550社、累計本人確認件数は約1.2億件になるなど顧客基盤が拡充する。両社の連携により、より広範なお客様に、マイナンバーカードや運転免許証のICチップ活用による本人確認義務化への対応や、Liquid独自のソリューションを提供することにより、SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺、闇バイト問題、ディープフェイクなどによるなりすましなどのサイバー犯罪、口座の不正利用やマネーロンダリング問題などの金融犯罪への対策を強化していく。
本件を通じて、Liquidとポラリファイは、双方で培ってきた個人認証事業における実績とノウハウ・ソリューション開発力を融合し、両社のユーザーに対して、より付加価値の高い総合的な認証ソリューションを提供していくとともに、ELEMENTSグループとSMBCグループは、今後高い成長が見込まれる日本における個人認証ビジネスへの取り組み強化と、海外も含めた事業展開にチャレンジしていく。
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