丸紅建材リースが竹本基礎工事の株式を取得し子会社化する。
丸紅建材リースグループは1968 年の設立以来、建設用重量仮設鋼材のリース、販売、工事を主たる事業として展開しており、日本及びアジアの社会インフラ整備や開発などの様々な分野で都市空間建設に貢献してきた。事業を通じて取引先である建設業界のニーズに応え、社会資本整備の一端を担うことを経営の基本方針としている。
竹本基礎工事は1965年に創業し、「スーパートップ工法」に代表される場所打ち杭工法を中心とした基礎工事、障害物撤去工事を主業としている。竹本基礎工事の高い技術力と創業以来積み重ねてきた信頼によって、大手建設事業者を初めとした多くの企業との施工実績があり、高速道路網や橋梁の整備等、社会インフラ整備に多大なる貢献をしてきた。
丸紅建材リースグループは2024年5月10日に発表した「共に築こう、未来のインフラ都市創出」という新中期経営計画の経営ビジョンのもと、挑戦を続けるタフな企業として、国内収益基盤の強化や海外事業の展開、新規商品の開発などを推進することで中長期的な企業価値の向上を図り、持続可能な社会に貢献すべく事業活動を行っており、特に収益力の更なる強化のためには、工事機械の拡充および工事・加工能力の向上が重要な課題であると認識している。そのために有力なパートナーや協力企業との提携並びにM&Aによるインオーガニックな成長実現を主要な戦略の一つとしていた。丸紅建材リースグループと竹本基礎工事が提携し、互いの技術、工事機械、ノウハウ、工法等を機動的に活用することで、双方の事業拡大のみならず、より付加価値の高いサービス提供に繋がるものと判断し、本件株式取得をすることとなった。
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