注目のM&A

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サンゲツがSDSの株式を取得し子会社化

サンゲツが物流事業を行うSDSの株式を取得し子会社化する。

サンゲツは、長期ビジョン【DESIGN 2030】において、2030 年に目指す企業像として「スペースクリエーション企業」を掲げ、「空間デザイン、材料提供、物流・配送、施工の4つの機能によるソリューション力を強化・拡充し、グローバルにスペースクリエーションに関する高い価値を提供する」ことを目指している。中でも、物流・配送機能はこれまでの事業の成長を支えてきた重要な機能であり、現在実行中である中期経営計画でも、物流2024 年問題をはじめとする社会情勢と、成長戦略を踏まえた、ロジスティクス体制の地理的・機能的な拡充・強化を図るなど、物流・配送機能の維持・強化は事業の持続性に大きく寄与すると考えている。

SDSは、東北から九州まで幅広いエリアで物流事業を展開し、ロジスティクスセンターにおける出荷・配送も担ってきたパナシアロジより、サンゲツ向け事業を分割譲渡した企業で、今回の買収により、幅広いエリアの物流機能をグループ内に内製化することで、環境負荷の低減を含めた持続可能な物流機能を強化するとともに、地域に応じたよりきめ細やかな配送体制や、調達物流も含めたより効果的・効率的な物流体制を構築・高度化し、グループの企業価値向上に努めていく。

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