ZUUは、第三者割当増資引き受けの方法により経済界の株式を取得して子会社化する。

ZUUは、「機会格差を解消し、持続的に挑戦できる世界へ」というパーパスのもと、90億人が自分の夢や人の夢に熱狂し、心から応援しあいながら、ともに挑戦を楽しみ続けている世界を実現するべく、祖業である金融メディアを中心とするフィンテック・プラットフォーム事業、そして、そのプラットフォーム基盤をとおして、個人の資産形成支援、法人の経営・ファイナンス支援を行うフィンテック・トランザクション事業の提供など、デジタル、金融を通して着実な成長を図っている。

今後の更なる成長に向けて、M&A戦略が形になってきており、再現性を持たせることができてきたため、今後はM&Aの拡大・活用をさらに加速させることを注力ポイントのひとつとして掲げている。

経済界は、1964年創業の60年もの歴史を持つ出版社で、月刊誌「経済界」の出版に始まり、日本の優れた経営者を表彰する「経済界大賞」の運営、全国1,000名以上の経営者会員として加盟する異業種交流会「経済界倶楽部」の運営など、経営者向けの情報発信やコミュニティの形成、後進の育成支援など、創業者である佐藤正忠氏の先見の明により、経営者を中心とした事業の構築及び実績を有している。

今回の子会社化により、経済界が長年育んできた雑誌の読者基盤や経営者基盤と、ZUUのフィンテック・トランザクション領域の金融事業やコンサルティング事業が連携することで、相互の顧客紹介や提供価値の向上など、双方にとっての事業基盤の強化に繋げていく。